住宅ローンのボーナス払いを使うときは、月々の返済額だけで判断せず、賞与が出ない年も確認しましょう。子育て費用が増える時期に、返済と生活費を両立できるか考えるためです。
年額とボーナス月の引落額を確認
返済予定表から「毎月分」と「ボーナス月の増額分」を拾います。月9万円に年2回各15万円を上乗せする架空例なら、年間返済は9万円×12+15万円×2=138万円。ボーナス月は24万円の引落しです。
年額を12で割った11.5万円は予算上の平均で、実際の引落額ではありません。返済予定表がボーナス月の合計額を示している場合は、毎月分を二度足さないようにします。
架空例:賞与がゼロなら年18万円不足
給与手取り月30万円、賞与手取り年60万円、返済以外の全支出を年240万円と仮定します。
| 1年間の家計 | 賞与あり | 賞与ゼロ |
|---|---|---|
| 手取り収入 | 420万円 | 360万円 |
| 返済+その他支出 | 378万円 | 378万円 |
| 差額 | +42万円 | -18万円 |
支出は138+240=378万円です。架空の年240万円には教育費・住宅の税金・保険料・修繕予算等も含め、別に足しません。税・社会保険料控除後の収入を使い、住宅ローン控除の還付、物価変動、運用益、返済額の変化は見込まない1年間の比較です。
返済前に確認する3項目
- 賞与減少時の不足を、教育費の預金を崩さず補えるか
- ボーナス月の引落日前に必要額を確保できるか
- 返済方法の変更条件と、変更後の毎月額・総返済額はどうなるか
住宅金融支援機構にはボーナス返済の内訳変更等の案内がありますが、審査があり、希望どおりになるとは限りません。個別契約の変更可否は返済中の金融機関へ早めに相談してください。
返済以外の住宅費の拾い方は、購入後の住居費を月額で整理する方法で確認できます。
出典・確認日
住宅金融支援機構「タイプ別返済方法変更メニュー」(2026年10月18日本文確認)。同機構の案内であり、すべての住宅ローンに共通する変更条件ではありません。


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